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社会変革の実現

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社会変革の実現

経済変革の理念について考えましたが、この理念を社会全体に広げた時に、社会変革の大きなポイントは3つあると思います。それは、教育の変革と政治の変革、そして、経済の変革です。この社会変革は心の変革をその源としますのでもちろん個人個人の意識変革が必要なのは言うまでもありません。しかし、同時に、以下記載のように政府の役割は非常に大きいです。プラトンの言う哲人政治ではないですが、私自身、高い認識を伴い、強力なリーダーシップを持った政治家が現れることを待ち望んでおります。

教育変革:心の教育、個性の教育の実現
政治変革:世界政府の樹立
経済変革:Diversity Economics、ベーシックインカムなどの救済措置


教育の変革については、個性の教育を推し進めるように変革を行っていくことが必要でしょう。これについては、教育に従事している方々が今後考えていくことであろうと思います。

一方で政治の変革は、各国の協力体制をさらに浸透させ、最終的には世界政府を樹立すること、それが重要です。EUやASEANの取り組みは、その先駆けとなり、最終的には地域統合の後に世界政府が樹立されることでしょう。それは、現在のように高度にグローバル化した世界においては、なくてはならないことです。

アメリカであるとか日本であるとか、各国それぞれがそれぞれの個性を有しており、一方で、その個性を保ったまま愛という理念によって世界を統合する、そのような統合の仕方が必要であると思います。各国の個性を有したまま全体として愛と平和を理念として統合する世界政府が必要であるということです。

難しいと思うでしょうか?夢物語と思うのでしょうか?いいえ、我々は愛と平和を理念として統合を目指したひとつの大いなる事例を知っています。それがEUです。

世界の歴史を有史以来振り返ってみても、EUのような取り組みはかつてなかったと思います。人類は戦争と領土争い、奪い合いという自己中心的な行動を繰り返し、そして、とうとう、第一次世界大戦、第二次世界大戦と、我欲の極致ともいうべき戦争を起こしてしました。

そして、その反省から、生まれたのが、国際連合であり、EUの源流であるECSC(ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体)です。これは、仲の悪かったフランスとドイツが共同で石炭を管理することで、平和関係を構築し、経済の発展に寄与することを目的とし、そして、それがEEC、ECと拡大し、1992年EUが誕生したわけです。

戦争を防げなかった第二次世界大戦を反省し、平和への統合を目指した、おそらく、歴史上もほぼ初の試みであったと思います。このEUの試み、平和への希求という動き、これをこの時代に全世界に広げていかなければなりません。

ですから、EUは失敗してはなりません。様々なる課題はありますが、それを乗り越えて、新たなる時代を切り開かねばなりません。また様々なる宗教を有するASEANは宗教統合への道も切り開くことでしょう。

一方で経済の変革は既に水面下において始まっており、AIやIoTの発達で、既に人々は創造性を持った仕事へのシフト、つまり、個性の創造が求められています。ただ、この場合に、明治維新の時もそうですが、新たな体制から脱落せざるを得ない人々がでてきます。

それが、具体的には貧富の格差として現れているわけですが、その救済手段が必要です。それがベーシックインカムかもしれませんが、それらを整備することは急務です。貧富の格差は新自由主義以来拡大しており、やはり、何かしら新自由主義的な資本主義体制には欠陥があるのではないか?そこを改めて認識することは大変重要なことです。

また、経済について、人々の心が奉仕に目覚めれば、いたずらにむさぼることを止めるでしょうが、しかし、そこに至るまではまだまだ利己主義的、競争主義が経済を支配するでしょう。そのため、様々なる規制を行うことも重要と思います。一番のポイントは金融取引の規制、特にデリバティブ、その規制が必要でしょう。現在グローバルタックスとして金融取引税が考案されていると思いますが、そのような経済の負の側面にコストを課すことによって、規制を促す仕組みというものは、今後も重要であると思います。

このような規制は人類の意識レベルが上がるまでは、有効です。それ以降は、あってもなくても変わりありません。もはやむさぼるようなことは無いからです。

また、例えば、規制などではなく、創造性の教育プログラムを整備している企業には補助金を与えるなども可能でしょう。SDGsのように、政府主体で民間を交えてキャンペーンを打つことも可能でしょう。いろいろなことが考えられると思います。上記のような経済体制へ、そして、個性の経済へ向かうような仕組み作りを政府が実施し、キャンペーンを打つなどして、現在の経済のベクトルを偏向し、望ましい経済変革の方向に誘導していくことが必要であると思います。

そして、政治家には、そのための強力なリーダーシップを発揮してほしいと思います。また、現代の政治家は認識が低いため、もう少し勉強し、哲人レベルとはいかないでも、認識を高めていってほしいと思います。








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