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哲学の確固たる基盤

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Taigen ogura philosophy laboとは 

哲学の確固たる基盤

上記真理に基づいて社会を再構築する。それはデカルトやヘーゲルの考えと軌を一にするものであると思いますが、一方で、それを行うには、真理というものは存在するのだろうか?まず、そこに回答を与えなければなりません。

現代は相対主義に傾き、真理などないという考えが哲学では一般的ですが、それに対する回答を与えなければなりません。この辺の作業は実は、カントのやった純粋理性批判における作業と同様の内容になります。非常に大変な作業です。しかし、現代においてカントと同様の仕事をやらなければなりません。「現代的なカントの役割」が必要とされる時代なのです。

カントの時代、デビットヒュームという経験論哲学者がいたわけですが、ヒュームは原因と結果の法則を否定したわけです。因果関係が否定されるとどうなるのか?それは自然科学の否定であり、近代の科学時技術を完全に否定するものになります。つまり、電気のスイッチを押すと次の瞬間爆発するかもしれないし、一日が突然1時間になってしまうこともありえます。人間の生活基盤が崩れるわけです。

それに対して、カントは、純粋理性批判によって、因果関係の信ぴょう性を肯定し、自然科学の信ぴょう性を立証したわけです。それによって、人々の生活は守られたわけですね。

それと同様に現在は相対主義の時代であり、人それぞれの価値観の時代です。そうなると、もはや共通認識は何もありえなくなります。極端に言うと、善や良心ですらも人それぞれ解釈していいことになり、人殺しでさえも肯定されてしまいます。そんなのありえないと思うのが通常の話でしょうが、しかし、相対主義を貫くとそのような結果になってしまいます。

そして、人類はまさしく、フェイクニュース、ポストトゥルースによって、危険な領域に足を踏み入れようとしています。

ここにおいて、カントが自然科学の信ぴょう性を立証したように、今度は真理の信ぴょう性を立証する必要があると思うのです。

さて、しかし、この真理の証明は実は極めて困難な作業です。この真理は実は知によって証明はできません。カントの言うようにアンチノミーに陥り、真理は存在するとも存在しないとも同時に立証されてしまいます。

現代哲学は、真理など無い、と言いますが、なぜそのように言うのでしょうか?それは単純に言えば、真理が証明できないからです(詳細は私の『理念の哲学』において記載します。)。いろいろな議論はありますが、単純に言えば、全てそこに落ち着くわけです。

では、いかにして立証可能なのか?それこそが、私が最も主張したいことであり、現代のコペルニクス的転換であり、新時代の哲学、知の方向性になっていくものであります。それは、

「知(哲学)の基礎には信仰心がある。」

という事実です。私はそれを声を大にして言いたいと思います。真理とは証明によってではなく、信仰によって到達するものです。逆に言えば、信仰心が無い限り真理に到達することは不可能なのです。

哲学は、信仰心を元に再構築され、そして、新たな「考え方の基礎」というものが提示されることでしょう。そして、その「考え方の基礎」の元に、あらゆることは再構築されていくことと思います。

新たな時代の知は、知と信仰の融合した「悟性知」となると思います。また、そうあらねばならないと思います。

私の哲学的主張のポイントは以下です。

<ポイント>
1. 信仰心の復活  〜知と信仰の融合〜
2. 神の復活、愛の復活、真理の存在
3. 相対主義から絶対主義への価値転換











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