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哲学と知の変革

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知の変革 

○信仰心の復活

現実の状況が、戦争やビジネス競争などのように厳しくなり、また、科学によって解明できる領域が増えると、事実を重視する傾向が増えるのかもしれません。

つまり、戦争やビジネス競争は生命がかかっているため、慎重にならざるをえない。また、科学によって理性によって理解できる範囲が広がると人間が傲慢になるかもしれません。

すると事実を重視する傾向、気運が高まり、それが1920年代からの論理実証主義的な哲学傾向だったのかもしれない、そう思います。1600年代のイギリス経験論も政情不安から事実ベースの帰納法が主体になったのかもしれません。

また、私の仕事であるコンサルティングにおけるコンサルティング手法も同様です。徹底的に事実をベースにするファクトベーストコンサルティングが主流です。

統計は取っていませんが、上記のような厳しい、慎重にならざるを得ない状況になっていくと、事実重視に傾く傾向にあるのだろうと思います。すると、相対的に信仰心の領域が小さくなり、信仰心を忘れるのではないか?そのように思います。

しかし、世の中には、証明可能なものは、実は、ひとつもありません。

あらゆるものごとは信じる心が働くことでコミットメントすることができるのです。科学ですらも実は、証明は不可能なのです(自然科学の斉一性原理)。

つまり、信仰心は非常に大切であるといえるでしょう。

事実認識ももちろん大切ですが、それ以上に信仰心が非常に大切なのです。そして、両者は足して100%であるということです。


「事実認識+信仰心=100%であり、信仰心>0」
であり、信仰心を復活させる必要がある。そのように思います。


○信仰心を元にした哲学の再構築

以下私の哲学的主張の要点を記載します。

・理性的認識は限界がある(カント)

・しかし、それを持って、真理や神が存在しないということにはならない。真理、そして神は存在する。

・理性的認識の限界を越えるのが信仰心であり、信仰心によって真理に到達できる。

・そもそも、あらゆることは、証明不可であり、証明可能なものはひとつもない。
 自然科学ですらも証明不可である(ゲーテルの定理、自然科学の斉一性原理)。
 必ずそれを信じる力=信仰心が働いている。

・つまり、あらゆる物事は、「事実認識」と「信仰心」の両者によって把握されている。

事実認識+信仰心=100%であり、信仰心>0となる。

・この「事実認識」と「信仰心」は、カントの言うように純粋理性(事実認識)と実践理性(信仰心)という2つの領域に分かれているのではなく、絶対矛盾的自己同一(西田幾多郎)として自他一体となっている。

・一即多多即一であり、純粋理性(事実認識)と実践理性(信仰心)は統合され「
悟性」となる。

・従ってカントの理論も統合される。

今後、哲学は、「信仰心を元にした哲学」として再構築される。

・17世紀にイギリス経験論(帰納法)と大陸合理主義(演繹法)がドイツ観念論によって統合されたように、この21世紀に哲学は新たな形で統合される。

・それを私の研究では「
理念哲学」と表現している


○本ページ内容についての詳細

以下の内容で詳細を作っています。pdfのみですが、ご興味があれば、お問い合わせください。非常に難しい内容も含むかと思いますが、私自身の哲学の全貌を記載しています。

『理念の哲学』

1.知と哲学
2.哲学と真理
 1.知の方法論 ~デカルト~
 2.真理の存在/非存在
 3.理性的認識の限界 ~カント、トーマスアクィナス~
 4.哲学史概略とそれぞれの哲学について
 5.認識力について
 6.真理とは何か?
 7.信仰心
 8.主観と客観の一致
 9.絶対矛盾的自己同一
 10.哲学とは何か?現代は統合された哲学が要求される時代
3.知の方法論
 1.現代の認識 ~理念を忘れた危機の時代〜
 2.理念の現実への投影
 3.理念哲学的方法論
 4.問題解決の方法
4.社会変革の青写真
 1.人間の生きる道 〜ソクラテス、アリストテレス〜
 2.個人の完成と個性の表現、自由の実現と歴史について ~ヘーゲル@~
 3.歴史と動的弁証法的発展と未来社会の相 ~ヘーゲルA~
 4.明治維新と未来の「合」の世界
5.相対主義を超えて
 1.相対主義を超えて
 2.哲学、宗教は、最終的には、科学となる。哲学、宗教、科学の一致。
 3.心の証明










Taigen Ogura Philosophy Labo

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