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哲学と知の変革

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哲学と宗教 

コンサルティングの問題解決手法の変革 〜現実社会への応用〜

知と信仰が融合するという話をしたわけですが、それによって、私の本職であるコンサルティングの問題解決手法、これも、変革していくと思います。

現在のコンサルティング手法は、実証主義をベースにしたファクトベーストコンサルティングが主流です。事実を元にして分析、リサーチを行い、問題解決を行う手法ですが、しかし、多くの場合は、「より売上拡大を図るため」、「市場シェア拡大を図るため」といったあらかじめ目的が設定されており、その目的に沿って問題解決を行っていきます。

しかし、昨今、日本では神戸製鋼や日産、日立製作所など様々な品質上の不正が浮き彫りになっており、売上拡大や収益拡大を図った結果、社会に対してネガティブインパクトを及ぼしている例も数多くあり、四半期決算などの短期的な業績評価基準、行き過ぎた競争主義的な資本主義に対する疑問というものは世界中至る所で起こっていると思います。

この場合、私は、やはり更に根本に立ち返り、売上拡大ということが本当に良い価値観なのか、本当に人々を幸せにする経営の在り方はどういうものなのか?そういったことを考える必要があると思います。

つまり、社会に提供する価値、経営の理念、経済の理念というものを根本から立ち返り、そして、その理念に沿って、問題解決を行っていくことが大切であると思います。昨今、近江商人の三方良し、などの日本の古来の経営の理念が見直されていますが、まさしくそういうことであると思います。ESGやSDGsもその大きな流れですね。

ですから、今まで実施してきたファクトベーストコンサルティングや本質的問題解決手法は、それはそれでよいのですが、それだけでは不完全であるということです。この本質的問題解決手法に対して、理念を加えていく必要があるということです。そして、理念とは、これすなわち、愛であり上記、信仰心に通じるものです。ですから、コンサルティングの問題解決手法も、今後、ファクトベーストコンサルティングでは、たちいかなくなり、知と愛の融合による問題解決が行われていくであろうと思います。

ファクトベーストコンサルティングが実証主義的な帰納法によるものであるとすれば、理念は演繹的であり、帰納法と演繹法の融合により統一止揚された問題解決手法が今後望まれるということです。それが「悟性」ですね。












Taigen Ogura Philosophy Labo

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