唯物論対霊的価値観(5)

量子論の分野において三次元的には様々な不可思議な現象が報告されています。1900年代初頭から量子論は研究されてきたわけですが、その過程で説明困難な現象が様々確認されています。

例えば、以下のような現象です。

  • 量子は同時期に複数の場所に存在する
  • 量子は粒と波 両方の特性を併せ持つ
  • 同一の場所に複数の量子が存在できる
  • ミクロの範囲では原因と結果は確率的に決定する(不確定性原理)
  • エネルギーは飛び飛びに不連続に変化する
  • 量子は自分よりも小さい穴を通過することができる

量子が粒と波の性質両方有しているとはどういうことでしょうか?物質的な粒子でありながら、同時に波である。これはどういうことでしょうか?我々の一般常識からすると想像もできません。

不確定性原理は、位置と運動量の不確定性原理および時間とエネルギーの不確定性原理があります。例えば、ボールを壁に向かって投げれば、壁に当たるというのは、一般常識でしょう。しかし、位置と運動量の不確定性原理による、ボールを壁に向かって投げても壁にぶつかるかどうかは分からないのです。ある範囲内に位置することは分かりますが、確定できない。これも全く常識から外れたことでしょう。

更に、エネルギーが飛び飛びに変化するとはどういうことでしょうか?エネルギーが連続的に変化するのではなく、断続的に1,2,3と変化していく。これも一般常識から考えると理解できません。

このように量子論の分野においては、我々が常識と考えていたことが通用しない。このような研究結果が得られているのです。