大好きなことをやることがなぜ大切なのか?③目的として行う

私の受験勉強の話をしました。

結局、大好きな数学は大好きだからこそ、文系なのに微分積分ややりたくて理系のクラスに進学し、図書館で数学の文献を研究したり、数学オリンピック予選に出たりで、数学の能力がどんどん上がっていくのは当たり前なのです。本質的な実力もつき、難易度の高い問題にも対処することができ、結局他者との差がどんどんついていくのです。

一方で、嫌いな国語や化学は、簡単に覚えられるテクニック的な解答のやり方を学んだりで表面的に勉強をしているのみで、応用問題が出てきた途端に全く手が付けられなくなってきます。

前者の数学は、これは大好きなことであり、数学をやることそれ自体が目的となっているわけです。一方で、国語や化学はこれは、受験に合格するための手段です。

ですから、結局、行為は、目的として行うべきです。目的として行うことによって、どんどん能力が開花されていきますし、どんどん新しい発見が為されていきます。それが大切であると言えるでしょう。