未曽有の危機の時代にどう生きるか?④新しい実存主義

この今現在の根源的な不安に直面した時代に、鎌倉時代の親鸞の仏教や、近現代のキルケゴールやサルトルの実存主義のような考え、教えが必要になってくると思います。おそらくそういった考えが出てくるでしょう。

では、その新しい実存主義といったものがあるとき、それはどのような教えを備えていくべきでしょうか?

まずは、この暗い時代に光を投げかけるような明るい教えであるということが大切であると思います。人々に絶望を投げかけるのではなく、希望を見出せるようなそのような教えです。

次に、問題を根本的に解決するような教えである必要があると思います。一時気を紛らわせるのは簡単でしょうが、それでは、苦しみを先送りするだけとなります。根本的に不安を解消するような教えが必要であると思います。

まずはこの2つが重要なポイントであろうと思います。