楽しいことが苦しみを生む

友達と食事を楽しんだり、ゲームを楽しんだり、いろいろな場所に旅行にいったり、そういったことをするのは大変楽しいでしょう。

友達と食事をしてアルコールを飲んで談笑するのは楽しいですし、大好きなゲームをやるのは楽しいことでしょう。国内、海外を含め様々な場所に行くのは、大変ワクワクすることでしょう。

それはそれで良いのですが、楽しいことが苦しみを生む場合もあります。

例えば、飲酒が大好きで、アルコール無しではやっていけない、というアルコール中毒になってしまうことがあるでしょう。ゲームが好きで、空いた時間にやる程度であれば、良いでしょうが、ゲーム中毒になり、月に何万円も費やし、寝る間も惜しんで夢中になってしまう。これは考え物です。更に、旅行が大好きならそれでも良いのですが、旅行に行かないと心が沈んでしまう、それゆえに旅行自体が自国目的化している。そういう状態もまた苦しいものです。

要は、依存症です。

こういったことを書くと、自分とは関係の無い話であると思うでしょうが、しかし、このような依存症は大変身近な場所にあります。

つまり、スマホ依存であったり、SNSのいいね依存、承認欲求であったりがその代表的なものだろうと思います。

そういったことに依存しなければ生きていけない、というのではなく、足るを知り、そのようなことは程ほどにして、ゆったりとした余裕のある感謝に基づいた生活をしていくことが大変重要であると思います。

何かに依存している自分に気づいたら、そこから手を放すようにしましょう。そして、心静かに生活を送るようにしましょう。