哲学

哲学
現代のデカルト的な疑問:知の基礎付け②

デカルトは理性を哲学の第一原理として学を構築することを考えました。 そして、この理性を元にして学を構築することを考えるのであれば、まずこの理性が信頼できるものであることを証明することが必要でしょう。デカルトもその必要性は […]

続きを読む
哲学
現代のデカルト的な疑問:知の基礎付け①

デカルトの活躍した近世という時代は、科学が発展していった時代であり、学の根拠をそれまでの中世のキリスト教的価値観に求めることが難しくなった時代です。 キリスト教的価値観が疑わしくなった時代に、デカルトは、何らかの確固たる […]

続きを読む
哲学
主観と客観の一致とは?⑤

「主観と客観の一致とは、私たちが認識していることと、私たちの内部にあるアプリオリな認識、この2つが一致しているかどうかを、「私たち自身が」判定することなのです。」、と言いました。 主観と客観と言うと、自分自身の主観と外部 […]

続きを読む
哲学
主観と客観の一致とは?④

真理がもし存在しているのであれば、私たちはその真理認識をアプリオリに持っている、という話をしました。 つまり、真理は、私たちの外ではなく、私たちの中に存在しているのです。 ここにおいて、カントの言うようにコペルニクス的転 […]

続きを読む
哲学
主観と客観の一致とは?③

主観と客観の一致について特に重要なのは、真理に対する主観と客観の一致ということになります。人間は真理を認識することが可能なのか?真理認識に対する主観と客観の一致は可能なのか? まず、これがそれであるという認識が可能なため […]

続きを読む
哲学
主観と客観の一致とは?②

デカルトは、神が私たちを欺くはずはないから人間の認識は完璧であり、主観と客観は一致するはずであると言いました。これは、ちょっと論理が飛躍しすぎでしょう。 カントは人間の認識構造はアプリオリ(先天的)に構築されており、人類 […]

続きを読む
哲学
主観と客観の一致とは?

主観と客観の一致とは、人間の認識は対象の姿を正確にとらえることができるのか?という問いです。 これは、デカルト、カント、ヘーゲル、ニーチェ、フッサールという哲学史の流れにおいて、現在のところ、不可能というのが一般的な認識 […]

続きを読む