神は愛のエネルギー

神は宇宙に遍満する愛のエネルギーです。私たちは神と言うと白いおひげを生やしたおじいさんを想像するかもしれませんが、そうではありません。神は姿かたちがありません。姿かたちなきエネルギーとして、宇宙の理法として神は存在しています。

私たちは神の子

私たちは神から生まれた神の子です。神が愛というエネルギーであり、神から生まれた私たちもまた、愛でできています。

私たちは生まれ変わりを繰り返しながら愛を学ぶ存在

私たちは、ある時は王様に生まれ、あるときは最下層の地位に生まれ、またあるときは兵士として生まれ、様々な時代の様々な場所で生まれ変わっています。私たちは何度も何度も生まれ変わりながら愛を学ぶ永遠の旅人です。

万教帰一

全ての宗教は、神の愛の元、一つに統合されます。仏教、キリスト教、イスラム教といった形で宗教が分かれているのは、それを教えた方々の個性の違いが表れているだけです。全ての宗教は神の懐に戻り、万教帰一であるということです。

心の変革 愛の方向に思いを合わせる

自らの苦しみの原因は、自分さえ良ければそれで良い、という自己保存の思いにあります。愛の方向性に意識を合わせ、自己保存の思いから離れることが大切です。

愛とは見返りを求めず、与えることです。相手が良くしてくれるから自分も良くする、相手が良くしてくれないのであれば自分もよくしてあげない。そのような姿は愛ではありません。相手がどうであろうとも、状況や環境がどうであろうとも、与え続ける。それが愛です。相手に依らない、環境に依らない心を作っていくことが大切であると言えるでしょう。

世の中は常に変転し、とどまるところを知りません。そのような諸行無常の世の中において、諸法無我、つまり、我の無き境地に到達することが大切でしょう。我とは、怒り、愚痴、妬み、嫉み、嫉妬、劣等感といった自己保存の思いです。そのような自己保存の思いを反省し、愛の方向性に意識を合わせることが大切です。