朝ドラ『らんまん』~身分で人の価値が決まる時代は終わる~

朝ドラ『らんまん』は、幕末の時代に生きた植物学者 牧野富太郎博士の物語です。

毎日楽しく見させてもらっています。

富太郎は、幼少期万太郎と言いますが、その幼少期はちょうど幕末から明治に時代が変わっていく変革期です。

万太郎は名教館(めいこうかん)で学び、学頭の池田蘭光先生から、「これからはしきたりにとらわれるのではなく、変わっていくべき」と教えられます。

池田蘭光先生は、「身分によって人の価値が決まる時代は終わった。これからの価値は何で決まる?」と問いかけます。

そして、「己自身だ」と万太郎に投げかけます。

私は実際には、今もそれと同じであると思います。今現在は、勝ち組やら負け組やら、また、出世やらなにやらで、競争の社会に私たちはいると思います。私は早晩このような価値観を持った時代は終わると思います。そして、開かれるのが個性の時代です。

「競争によって人の価値が決まる時代は終わりを告げる。これからは個性の時代だ。」

私はそのように言いたいと思います。