唯物論対霊的価値観(6)
量子論の不可思議な現象について考えてみました。
位置と運動量の不確定性原理については、原因と結果が成り立っていないのではなく、考慮できていないXファクターが存在し、それを考慮できていないだけだという主張もあります。それが一体何だと言ったときに、人間の意識であるという話も出ているかと思います。
量子論の不可思議な現象は、実は1900年代の早い段階で1920年代あたりで確認されたものです。そのような現象を元にして、現代の量子論は展開しており、今現在は、4つの力の統合というのが量子論の分野では最先端の研究分野であると思います。
4つの力とは、電磁気力、重力、強い力、弱い力の4つです。強い力と弱い力は素粒子のレベルで作用する力で、日常わたしたちの感じる力は、電磁気力と重力の2つになります。重力は限定した範囲での適用になるので、ほとんど電磁気力ということになるでしょう。
例えば、バットでボールを打つ場合も、電気的な反発力が伝わることによって、ボールが飛んでいくと言うことであり、これも電磁気力になるわけです。
さて、1920年代までにも三次元的には不可思議な現象というものが発生しているわけですが、4つの力の統合の過程でも様々な理解しがたい現象が確認されています。