時間とは何か?(10)あの世の法則は思い即実現
この世とあの世の運動の違いがどこにあるのかを以下の不等式で簡単に示しました。
この世:時空の力>意識の力
あの世:時空の力<意識の力
この世では、「こうありたい」と思っても、その思いからそれが実現するまでの間に時間がかかります。例えば、東京にいる人が「ニューヨークに行きたい」と思っても、非常に時間がかかることでしょう。東京の都心から、まず成田空港か羽田空港に電車で向かわなければなりません。空港に着いたら、チェックインをしなければなりませんし、搭乗口に着いたら、また、搭乗までの時間を待たなければならないでしょう。そして、飛行機に乗って、空港を出発してから、ニューヨークの空港に着くまでにまた10時間以上の時間がかかります。そして、ようやくニューヨークの空港についても、そこから到着のチェックを受けて税関のチェックを受ける必要があります。更に、空港を出てから目的地に着くまでにタクシーに乗って1時間、2時間がかかるわけです。大変な時間がかかります。
これが三次元のあり方です。
ところが、これが四次元のあの世になるとどうなるかというと、思った瞬間それが実現するということです。つまり、思った瞬間、ニューヨークの目的地についているということです。
つまり、この世では、意識が時間と空間という制約の元にあり、思っても、実現までの時間がかかるわけですが、あの世では、意識が時間と空間を支配し、定義するために、思った瞬間、そこに移動するということです。
思い即実現、それがあの世の世界の法則であるということです。