時間とは何か?(12)あの世の時間論②
過去現在未来は一点に存在し、あの世においては、現在という一点において、過去と現在と未来が実際に存在しているという話をしました。これはどういう意味でしょうか?
例を挙げてみましょう。
例えば、あなたが6/20に恥ずかしいことをやってすごく後悔したとしましょう。6/20は特別な日ではなく、適当に6/20と言っているのですが、とにかく、そういう思いをしたとしましょう。
そして、三次元的には、6/21、6/22と日付は進んでいくわけですが、あなたは、6/21にも6/22にも恥ずかしいと思ったことが頭から離れずに、ずーっと後悔しているのです。
これを三次元的に見た場合には、6/21、6/22と日付が進んでいくのですが、四次元的にあの世の観点で見た場合にはどうなるかというと、6/20の時点で時間が止まっているのです。日付はどんどん進んでいるのですが、あなた自身の時間は6/20で止まっており、そして、実際、あの世の空間では過去の6/20の空間にいることになるのです。
なぜかというと、あの世は思ったことがそのまま実現する世界であるからです。意識が過去にあるため、過去の空間に存在するということです。