孔孟思想と老荘思想の違い
よく、中国思想において、孔孟思想と老荘思想という言い方をして、両者は全く異なる思想であると言う話を聞きます。
孔孟思想とは努力、発展の教えと言えるでしょう。それに対して、老荘思想は、今というあるがままを抱きしめる調和の思想であると言えるでしょう。
一体どちらが正しい教えとなるのですか?という話があると思いますが、いずれも必要な教えです。
真理とは、発展性と調和性の両者のバランスにあり、両方とも必要な教えとなります。
ただ、これを現代社会という状況に当てはめてみると、発展の思想に傾きすぎている。そう思います。
現代は、老荘思想の調和の教えが必要な時代であると思います。