大好きなことをやることがなぜ大切なのか?①目的と手段

よく大好きな事をやりなさいと言う話を聞きます。書店に行っても、大好きな事をやって成功する、といった類の本がたくさん売っています。確かに、大好きな事をやって、それを仕事にして、かつ成功するのであれば、それは、大変うれしいことなのだろうと思います。

では、なんで大好きな事をやることが大切なのでしょうか?

それは、実は、深い理由があります。

目的と手段との関係で、物事をするには、それを目的として行う場合と手段として行う場合の2つの場合があります。

例えば、勉強をやるにしても受験勉強で受験に合格したいから勉強をするという場合があるでしょう。これは、受験に合格するということが目的で、勉強は手段となっているのですね。

一方で、例えば、研究者は、それが好きで研究しているのでしょう。そうすると、この研究ということそれ自体が目的となっています。

このように2つの場合があるのです。では、いずれが重要なのか?