未曽有の危機の時代にどう生きるか?⑥愛を基準に心を修正する

ネガティブな思いを修正し心を鍛えることが大切であると言うことを話しました。

そこでネガティブな思いとは何かと言うと愛の不在であると言えると思います。

愛とは、分かち合いの思いであり、与えきりも思いとなります。そして、相手に与えた、以上、であり、相手からその愛が戻ってくることを望みません。つまり、見返りを期待しません。

これが愛です。

そこに至って、例えば、相手に良くしてあげたのに相手から何も戻ってこないと憤慨していないでしょうか?そのような見返りを求める気持ちは愛とは正反対の思いです。

そして、結局、そのようにネガティブな思いが出るとはどういうことかというと、自分が愛されたい、愛を与えてほしい、と願っているということです。

与えるよりも与えられたいと思っているのです。だから、苦しいのです。

イエスキリストが言った通り、「与えるものは与えられ、得ようとするものは奪われるであろう」ということです。

愛されたい、愛を与えてほしい、と思うのではなく、自らが愛を与え、そして、相手から愛が返ってくることを期待することを止めることです。それがまず幸せになるための第一歩です。