空間とは何か?⑥ニュートン、アインシュタインに変わる新しい空間理論
いくつか空間理論について考えてみました。場の量子論であったり、ループ量子重力理論であったり、ホログラフィック理論であったり。私自身はそれらの理論の集合体として空間というものは構成していると思います。
三次元空間とは、我々が思うようにカチッと固まったものではなく、ある光源から映し出されたホログラフィであると言うことになると思います。そして、ホログラムは空気と言う媒体があることによって粒子が反射して像が浮かび上がりますが、それと同様に空間上粒子が配列し、その粒子にホログラフィーとして、ある光源から映し出されて三次元の像が浮かび上がる。そのように思います。その粒子の配列は、場の量子論やループ量子重力理論によって描かれるものであろうと思います。
いずれにしても、空間の本来の姿とは、私たちが思っているものとは大分違っていると言うことと思います。これは、天動説から地動説へと価値転換が行われたのと同じようなレベルの認識変革であると思います。