主観と客観の一致とは?④
真理がもし存在しているのであれば、私たちはその真理認識をアプリオリに持っている、という話をしました。
つまり、真理は、私たちの外ではなく、私たちの中に存在しているのです。
ここにおいて、カントの言うようにコペルニクス的転回が発生します。
つまり、主観と客観の一致とは、私たちが認識していることと、外部の対象が一致しているかどうかを判定するのではないのです。
そうではなく、主観と客観の一致とは、私たちが認識していることと、私たちの内部にあるアプリオリな認識、この2つが一致しているかどうかを、「私たち自身が」判定することなのです。全て、内部で生じており、全て自分自身で判断できるのです。
これが私自身の認識している主観と客観の一致です。