時間とは何か?(2)相対性理論の時間

アインシュタイン登場まではニュートン力学的な時空である絶対時間、絶対空間が当然のこととして受け入れられていました。それがアインシュタイン登場によって打ち砕かれたのです。

相対性理論とは、簡単に言えば、時間と空間は絶対的なものではなく、人それぞれであり相対的なものであると言う理論です。

分かりやすく言えば、有名人のライブに行ったり楽しいことをやっているときは時間が速く過ぎ去るでしょう。一方で、嫌な事をやっているときは時間が過ぎるのが無限に感じるでしょう。

アインシュタインも言っている通り、「かわいい子で話をするときは時間が速く過ぎ去り、ストーブに手を乗せたら時間は無限に感じる」ということです。人それぞれによって時間の経過が変化する。時間は絶対的なものではなく、相対的である。これが相対性理論です。

もちろん、今分かりやすく行ったのであり、物理学的には、もう少し論理的に話が展開しますが、分かりやすく言えば上記の通りとなります。