哲学
易しい哲学史④近世哲学
「16世紀~19世紀:近世/近代哲学」についてです。 近世/近代哲学は近世哲学(16世紀~17世紀)、近代哲学(18世紀~20世紀)に分けて話をした方が良いかもしれません。 近世哲学においては2つの大きな流れがあります。 […]
易しい哲学史③中世哲学
「4世紀~15世紀:中世哲学」についてです。この時期は更に前半教父哲学と後半のスコラ哲学に分けられるでしょう。 4世紀(2世紀)~8世紀:教父哲学 9世紀~15世紀:スコラ哲学 教父哲学の代表的な哲学者(神学者)がアウグ […]
易しい哲学史②古代哲学
「4世紀よりも以前:古代哲学」について、更に3つの区分に分かれることになります。 ソクラテス以前、ソクラテスの時代、ヘレニズムの時代。この3つの区分です。 ソクラテス以前は自然哲学の時代です。タレス、ヘラクレイトス、デモ […]
現代のデカルト的な疑問:知の基礎付け⑧
さて、知の基礎付けは、知や理性を超えたものによってなされると言う話をしました。 それは一体何によってなされるということでしょうか?私は既に主観と客観の一致のお話で話をしました。 信仰心です。信仰心によって知の基礎付けがな […]
現代のデカルト的な疑問:知の基礎付け⑦
結局、主観と客観が一致するのか?その問題を解決しない限り、知の基礎付けはできないという話をしました。 そして、知や理性的な認識にはカントの言うように限界があり、それ自体の信頼性を保証することができません。従って、知や理性 […]
現代のデカルト的な疑問:知の基礎付け⑥
前回、理性の信頼性を保証することはできないという結論を導出しました。 さて、相対主義や実証主義は何によってその主張がなされているかと言うと、理性ないし知によって、なされていると思います。そして、理性ないし知の信頼性を保証 […]
現代のデカルト的な疑問:知の基礎付け⑤
では、理性の信頼性は保証されるのでしょうか?既にデカルトの議論はお話ししました。神が我々を欺くはずはないから理性は信頼できる。しかし、これは論理飛躍でしょう。 理性の信頼性を保証するには、まず理性がアプリオリに構築されて […]
現代のデカルト的な疑問:知の基礎付け④
相対主義や実証主義が正しいのか?正しいのであれば、相対主義や実証主義が知の基礎となりえるでしょうが、正しくなければ他の価値指標を探し出さなければなりません。 これらの主義主張が正しいかどうかを吟味するためには、結局人間の […]
現代のデカルト的な疑問:知の基礎付け③
デカルトの疑問と回答について考えてみました。 ここで、現代に立ち戻ってみましょう。 現代の知の状況を顧みてみると、相対主義と実証主義、これが知のあり方であろうと思います。 では、この相対主義と実証主義は正しいのでしょうか […]